紅に染まるドレス 解説

解説が必要な譜面というのはかなり問題な気がしますが、
解説無しであの譜面だけ提出する方がもっと問題なような気がしたので
解説を付けることにしましたmiです。どうもこんばんは。

この解説書(という名の紙切れ)には、
譜面の解説(という名の言い訳)が満載となっております。

ですので、譜面をプレイしてからご覧になることを推奨いたします。

譜面はもうプレイされましたか?

プレイしたよ!って方はこちらへどうぞ→→→↓
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まだプレイしてない!って人はこちらへ→● ↓
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よくここまでたどりついたな!
だがここからさきにすすめるとおもうなよ!

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くくく、あいつはしてんのうのなかでもいちばんよわいそんざい
このおれさまはあいつとはちがうぞ以下略




というわけでここから解説です。

まず、おそらく殆どの方が思っているであろう、

「あの譜面なんなの?」

ということにお答えします。しちゃいます。


一言で言えば、

「曲の裏にある狂気」を表現しようとした結果です。

そして、音ゲーの譜面とは何か、ということを考えた結果です。


「曲が意図している所を汲み取って、それを表現したもの」は、
「音ゲーの譜面」と言えるでしょうか。


それを皆様に考えていただきたくて、この譜面を提出しましたって言うとどんな偉そうな奴だよ!ってなりますが
まあつまりはこれ譜面かな教えて教えてオーラです。

合作という場で、このような実験作を出したことをお詫びすると共に、
解説付きなら提出しても構わない、と許可を下さったレクさんにこの上無い感謝をこの場で申し上げます。


以下個別のパートの解説です。
これだけ見ても分かりづらいと思うので、別窓で合作のページ開いてAutoプレイを眺めながら見ると良いと思います。

出だしは普通に入りました。
最初からいきなり奇をてらうのもどうかなーと思ったので、
ここは曲に忠実に行きました。

0:18から狂気が入りこんできます。
後ろの笑い声を、個別速度変化を使って表現してみました。
ダンおにでは稀に見かける手法でまずは軽く。
思ったより雰囲気が出ていて良かったです。


0:30~0:42は雰囲気重視で軽く流して、0:43から本番、ストーリーが展開します。

ストーリーのイメージとしては、
「ささいなズレから口論になり、パートナーをナイフで刺してしまい、
何がいけなかったのか、誰が悪かったのか、そんなことが刺した側の人間の頭の中でぐるぐる回っている」
みたいな情景を想像して作ってみました。

最初に鍵になるのが「おにぎり」。
最初の2小節で矢印と重なっているおにぎりを、
3小節目で意図的にずらし、「ささいなズレ」を表現しました。

そして、そのほんの少しのズレが加速して口論になり、そして…という部分が1:00~1:06。

1:07~1:17で、
刺した相手の顔、今までの思い出、そういうものが走馬灯のように浮かび上がっては消え。

1:18~1:30
すれ違いの起こる前の生活。
平和な生活の中に潜む陰。
途中から一小節分遅れて矢印がやってきます。

1:31~1:42
音に合わないフリーズおにぎり。
少しずつ長くなる、少しずつ歯車が狂い始める。

1:43~1:53
この譜面の中でも特に狂っている箇所。
時間がどんどん加速して、一気に過去まで遡るイメージで、
「意図的なずらし」を入れました。
ずれにずれて最後は再び音に合うようにしてあります。

1:54~2:12
刺した本人が、過去を顧みる。
音を一切無視して、今までの譜面配置を蘇らせてこれを演出。

2:13~2:18
すべてを理解して、一瞬の静寂。

2:19~2:48
自らの行為を受け止めたとしても、
取り返しのつかないことをしたということ、
そして、目の前に倒れている人間があるという事実、
それは変える事の出来ない運命。

静かに、しかし確実に、だんだんと狂気に蝕まれていく。

そして。

今までの最高速度で笑い声。
壊れてしまった。壊れた人形はもう元には戻らない。

最後の狂気として、ステップゾーンを無視して降ってくるおにぎりを用意しました。
全てが収束して、一気に狂気が爆発するイメージで。

ちなみにこのおにぎりですが、
ちゃんとタイミングよく押すと判定が出ます。

なのでこの狂った譜面でもフルコンとかPFとか取ろうと思えば取れるわけですが、
それをしちゃったことによって得られる不名誉な名声(?)とかは私の知ったこっちゃありませんのでご注意ください。


では、改めて皆様にお聞きします。

これは、

「譜面」でしょうか。

それとも、

「譜面ではない」でしょうか。

ご意見頂けると幸いです

いいや!あれは「酢豚」だ!って人は私の仲間です。

頂いたコメントです。

譜面制作お疲れ様です。
えっと、まず質問に答えるならば「譜面ではない」でしょう。
言ってしまえばノレない。感性だけでは読み取れない、理解できない部分が多すぎます。

しかしこれを「作品」を称するならば話は別かな、と思いました。
廃退的って言うんでしょうかこういうの。マイナスのベクトルに思いっきり進んでますよね。
廃墟が美しく思えるアレに近いと思います。
廃墟も建物として見たら使い物になりませんしねw

なんか色々書くと止まらなさそうなのでこの辺で。
僕の意見としては「『譜面』ではないが『作品』としては成立している」って感じでしょうか。
全然こういうのアリだと思いますよ。
ただ名無し祭りなんかに出したらブッ飛ばされますけどねww
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結論から言うと、これは譜面だと思います。
ただ、ゲームでは無い気がします。
音楽に流れて矢印が出て押すのがゲームじゃなくて、
更に、音に合わせておすゲームという暗黙のルールがありますからね。

ただ、どんな曲も音符(矢印)があれば曲になるんですよね。
そう言った意味では、譜面じゃないかと思います。

と、前々からめっちゃ考えて色々書こうと思ってましたが、書こうとした途端忘れてしまいました。ごめんなさい。
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紅ドレスになんか妙なもんがあったのでそれについて真面目に考察(殴) いわゆる「狂った内容の作品」というやつですが。
正直譜面という観点で見るなら疑問符かなーと思ったりもします。
ですが、一概にダメだと言いきれる代物でもないかなとか。
スペル付き作品とか作ってるものとしては興味はある題材です。
スペル付きも一種の狂作品ですしね。近しい存在ではあるかと。

自分は譜面は単体で議論するものだとは思ってないので、「これは譜面か」とか言う質問自体が
ちょっと答えにくいものなんですけど、「これは作品か」と言われれば間違いなくYESだと思います。
曲を意図を持って表現したものであれば、良作であれカオスであれ作品としての資質はあるのではないかと。
単にカオスなだけだと問題作にしかなりえませんが、この譜面に関してはきちんと打てるように作ってあるので、
その辺はクリアしてたかなと思います。

まあプレイに関してはネタと割り切るほかないですが。
自分はダンおにはゲーム性があってなんぼだと思ってるので、そういうところからはちょっとずれますね。
こういうのもありかなー、という程度です。

なんか適当過ぎてごめんなさい(ry
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「紅に染まるドレス」やらせていただきました
音楽が本来「人の心を動かすもの」だとしたらダンおにはそのためのツールともとれると思います。
そういう意味では「曲が意図している所を汲み取って、それを表現したもの」、これはダンおにの1つの境地、理想の譜面なのではないかと感じました。
一見ただのズレもその真意が読み取れると打っていて楽しくなるから不思議ですw
今後も楽しみにしておりますゆえ頑張ってください。

コメントが「僕と彼女に降る夜」のエリザベートの「狂気」の描写に似てると思ったのは俺だけじゃないはず。
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申し訳ないですが譜面でないに1票です
全体的にものすごく面白いのですが
最後のおにぎりだけは音ゲーとしてやってはいけないかと
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あれは酢豚だ! といいたいところだけど普通に感想をば。
私は、譜面とは"ある曲に対する製作者独自の視点での解釈を形にしたもの"だと思っております。
だからこそ29人も同じ曲で作っていながら、同じ譜面が出来ないんじゃないかなーなんて。
今回のmiさんの提出した譜面も、一つの曲の解釈だということで
"これは譜面だ"の意見を送らせていただこうと思います。

と、ここまで書いておいてmiさんの解説にある
「曲が意図している所を汲み取って、それを表現したもの」は、
「音ゲーの譜面」と言えるでしょうか。
の部分をまるまる持ってきたような感想になってたことに気づいたけどいいやこれが正直な感想だし。
上記の"譜面とは何か"という個人的定義は、譜面を製作し始めた当初から持っていたものですが
私がこだわっていた音に忠実に合わせるという概念を完璧に崩して、なお曲の表現を際だたせる手法はもう圧巻の一言です。
他にも色々書きたいんですが、これ以上長々と続けるのもあれですし意見も書けたのでこの辺で。

息抜きのつもりがすごい作品に出会ってしまいました。ごちそうさまです。
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沢山のコメントを頂きました。ありがとうございます!

譜面である、譜面ではない、作品ではある、と様々な意見を頂きました。

この作品を合作に提出することによって、「譜面とは何か」というダンおに製作者にとって永遠のテーマである問題について答えがおぼろげながら浮かび上がってくると思ったのですが、ここまで色々な答えが来るとは予想外でした。

これだけ色々な意見が来ているので、「譜面とは何か」という問いに対して答えを出すのは難しいです。ですが、一つだけ言える事があります。

それは、「譜面とは何か」という定義は、人によって異なるということです。

んなの当たり前じゃないか、と言われるかもしれませんが…意外とその事を言い切れるデータって今まで出てなかったんじゃないでしょうか?

「譜面とは何か」が人によって異なる、ということが分かったことが今後の譜面作りにどう影響してくるか、非常に楽しみです。

おまけ。

あれは酢豚です!いいや・・・酢豚です!
僕は豚肉より鶏肉の方が好きです。

貴方達大好き。